2007年03月10日

乙女のワルツ・伊藤咲子

先日メロオさんのサイトで伊藤咲子が紹介されていました。
私も伊藤咲子は結構好きでして、「ひまわり娘」はネットで落として聴いていたりしました。
「ひまわり娘」は十年ほど前、(確か)大和証券のCMソングで使われていましたが、その時も彼女の透明感のある歌声に感動を覚えたものでした。

さて、今回メロオさんのサイトで紹介されていたYOU TUBEでの「乙女のワルツ」を見まして、改めてこの曲の凄みを感じました。
「ひまわり娘」とは違う、哀愁感を漂わす彼女の歌声。
♪ 好きと言えばいいのに いつもいえぬままに ♪
切れ切れと、ほんの少しだけ遅れて歌い、恋の切なさを表現するなんて、とても素人では歌えませんよ。
「ひまわり娘」は直球ストレートに歌えばいいと思いますが、微妙に変化球の歌い方は彼女の歌唱力の高さを物語っています。

それに、なによりイントロから昔の映画音楽かと思わせるような、オケ&コーラス。
最初に盛り上げて、切ない歌部分に入っていきます。
そして最後もオケで盛り上げフィナーレを迎えます。
3分半のこの曲の中で、一本の映画を見ることが出来るような曲の構成。

そういえば、伊藤咲子ってこの二曲以外にも「君かわいいね」「木枯らしの二人」など結構ヒット曲があったのですね。
その割には現在、彼女の評価は低いのではないのでしょうか。
少なくとも「乙女のワルツ」は後世に残したい一曲です。

posted by 中は切っても発出さん at 00:12| 岐阜 ☔| Comment(48) | TrackBack(2) | 歌謡曲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月05日

ばんばひろふみ VS 綿矢りさ

本屋にて久し振りに本を買いました。
一ヶ月以上買っていませんでしたので、売っている本も様変わりしていました。
で、購入したのが綿矢りさの「夢を与える」。
本の帯に「芥川賞受賞第一作」とありますが、何年前に受賞したのやら。

綿矢さんは大変筆の遅い方と聞いたことがあります。
にしても、「蹴りたい背中」から3年経過してます。
デビュー作「インストール」から6年。
当時高校生だった彼女ですが、早稲田在学中に一冊しか発表していません。
「インストール」は文藝賞、「蹴りたい背中」は芥川賞、とういことは「夢を与える」でもなにか賞を取ってしまうのでしょうか。

しかし、三年に一冊とは、ばんばひろふみのオリンピックヒットなみですよ。
あ、ばんばさんは売れないだけで、曲は出していましたね。

しかし、普通ならそんなに間隔をあけてしまったら、忘れられてしまうのに、綿矢さんは逆にそれが話題になってしまいます。
さて、ぼちぼちと読んでいきます。
感想はまた後日に。

posted by 中は切っても発出さん at 23:03| 岐阜 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月04日

春咲小紅・矢野顕子

今年は比較的温かく冬を過ごせ、雪国に住む私にとっては非常にありがたい年でした。
雪を見ることもほとんどなく、空気は春の匂いを漂わせています。
どの季節も、肌で季節を感じることが出来ます。
しかし、私にとって春を感じるのが一番好きです。(去年も書いていたなあ)

そういえば、昔はテレビを見ていて季節を感じたものに、化粧品のCMがありました。
春と秋に資生堂、カネボウ等がキャンペーンをうっていました。
そして、そのキャンペーンソングは結構流行りました。

春が好きな私ですので、化粧品のキャンペーンソングも春のものに思い入れはあります。(秋のキャンペーンでは国生さゆりが彼女らしくない高貴さをテーマにしたのが、ギャップがあって好きでした)
そんな中で、この曲も化粧品の春のキャンペーンソングでしたね。

女性ミュージシャンで、その実力は三指に数えられると私は思っている矢野顕子。
そのキャラクターも異質ですが、曲もノーマルではなくいいですね。
先程、You Tubeでこの曲を「ザ・ベストテン」で歌う彼女を見ました。
坂本龍一がバックで演奏していました。
歌う矢野さんも、どこか嬉しそうでした。(これは私の偏見か)

最近はこの手のCMが少なくなり、テレビで季節感を感じることが出来なくなったと、嘆く私です。

posted by 中は切っても発出さん at 22:05| 岐阜 ☀| Comment(1) | TrackBack(0) | 歌謡曲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

春なのに・柏原よし恵

80’アイドルおたくおやじの私ですが、彼女はどちらかといえば、”NO THANK YOU”のアイドルです。
確か15才でデビュー(松田聖子と同期のはず)しましたが、若さが感じられない、キャピキャピ(死語)というより妙な色気を醸し出している感がありました。

しかし、この歌は今でもこの季節になると頭の中に流れてしまいます。
中島みゆきの作品ですので、それなりの曲です。
作品も優れていますが、この曲が柏原よし恵の曲の中で一番自然な曲なので今でも忘れないのでしょう。

この曲は彼女の高校の卒業に時期をあわせています。
ということは、彼女と同い年の私も卒業の年です。
まあ、自分の思いと重なってしまうことも、この曲を忘れない一因なんでしょうが・・・。

♪ 流れる季節たちを ほほえみで 送りたいけど ♪
流れる季節とは上手い表現をしますね。
しかも、”たち”と複数形、季節感を感じさせながらも、学生時代の思い出を表しています。

♪ 記念にください ボタンをひとつ ♪
このフレーズが有名ですが、二番の歌詞です。
今でもそんな習慣は残っているのでしょうかね。

前にも書きましたが、私は高校の卒業式なんて、進路未定のまま迎えまして、とてもセンチな気分にはなっておれませんでした。
あれから23年。
柏原さんも私も40過ぎちゃいましたよ。
posted by 中は切っても発出さん at 00:16| 岐阜 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 歌謡曲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月26日

虹とスニーカーの頃・チューリップ

実は最近少し株をはじめました。
職業柄、株のことも少しは知っておいたほうがいいのですが、今まで資金的にも余裕がなかったので出来ませんでした。
性格上、メジャーな銘柄より、マイナーな銘柄を買ってしまいました。
どうしても博打性を求めてしまいます。

競馬も年に2,3回手を出します。
馬券を買う時も、本命よりも穴を狙って買います。
ですから、ディープインパクトの出走レースは、配当も面白くないので買いませんでした。
本命ではなく、スポーツ新聞の過去のレース結果を参照に、ハイリターンの馬券を購入します。
狙った馬が入ったときは言う事なしの満足感が得られ、自分の眼力に惚れ惚れします。

今回購入した株も、そんな感じの銘柄。
企業内容から考えて、株価が割安なものを購入しました。
自分の直感が当たると本当に楽しいものです。

歌謡曲でも、直感でこの曲は流行るな、と思った曲が実際に流行ると、嬉しく思います。
この曲もそうでした。
心の旅以降、目立ったヒットのなかったチューリップでしたが、この曲をはじめて聴いた時は、いつものチューリップとは違ったものを感じ、レコードも購入しました。
この曲はそれまでのビートルズ調でもなく、また財津さんのまったり感も少なく、チューリップらしくないシャープな感じがした曲でした。

自分で言うのもなんですが、これまで割りと野性の感があたっているんです。
競馬でも、通算成績はプラスですので・・・。
株も半年後にはニンマリ笑っていたいですね。
posted by 中は切っても発出さん at 21:49| 岐阜 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 歌謡曲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月25日

社会保険庁もリニューアルしなさい

リニューアルキャンペーン
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Seesaaブログが新しくなりました。デザインはもちろん使い勝手もさらに便利に!
新規登録の方も既にお使いの方もプレゼントが当たるチャンス。



父親が亡くなり、葬式はじめ忌明け法要等の他に、色々と役所関係への手続きが必要となりました。
死亡届は葬儀屋が手続きしてくれますが、その後の手続きの多いこと・・・。
今では殆ど手続きは完了しましたが、厚生年金がまだ完了していません。

一応決まりでは、年金の停止手続きは死亡後二週間以内にすることとなっていまして、私もすぐに手続きを開始しました。
まずは、社会保険事務所に電話を入れます。
私:父親が亡くなったので、年金停止の手続きを取りたいので、書類を郵送してください。
社:社会保険事務所に来てください。
必要書類を持って社会保険事務所へ出向くと、番号札をとり、待つこと一時間。
書類を完璧に持っていったので、手続き五分。
五分の為に一時間待ちですよ。

その時、社会保険事務所の職員の話では、12月分の年金がもらえるので、少しお待ちくださいとの話でした。
あれから1ヶ月半以上経過、保険も預金もその他もろもろもほぼ手続きが完了する中、年金の振込みが未だありません。
どれだけ時間がかかるんじゃ!

さて、しばらくブログを更新しない間に、Seesaaさんはリニューアルされましたようで。
社会保険庁も独立行政法人へとリニューアルする話も出ています。
しかし、このような体質ではJRのように完全民営化ぐらいにしないと、腐りきったままでしょう。
Seesaaさんはじめ、民間企業は顧客の為に本気でリニューアルをしているのです。
社会保険庁も民間企業のように、国民の為に生き返るつもりでリニューアルしてくださいよ。
posted by 中は切っても発出さん at 00:31| 岐阜 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月24日

お久しぶりね・小柳ルミ子

年末から年始にかけ、葬式やら忌明け法要とかでバタバタしており、更新をサボってしまいました。
他のブロガーさんのサイトも、あまり見ておらず、ブログの世界の浦島太郎となってしまいました。
Seesaaのページも新しくなっていまして、なにからなにまで変わってしまいますね。

まあ、そんなことで世の中の動きに対しても、非常に疎くなっておりまして、徐々にリハビリをしていこうと思っています。
新しい歌も仕入れていませんし、本も最近は読んでいません。
春の匂いも感じる季節となり、元の生活に戻っていこうと思います。

そんな訳で、今日はお久しぶりの更新となります。
小柳ルミ子の「お久しぶりね」は、昭和58年の作品です。
私は当時18歳。
まだまだケツの青い少年(?)でした。
そんな頃ですので、年増の女が昔の男に出会って、色恋沙汰を思い起こす、位の曲に思っていました。

しかし、今この曲を聴くとその気持ちわかりますぜ、ダンナ。
先日も仕事がらみで、高校の同級生(女)の実家が経営する会社の従業員とお話をしまして。
私の心の中では、その同級生は高校生のままですが、実際は40歳を超えるおばちゃんになっているはずです。
会ってみたい気もしますが、幻滅するのが怖くて会いたくない気持ちもある、そんな思いでした。
特に好きとか付き合っていたとかという関係ではありませんが、そんな女の子に対しても、不思議な気持ちを抱いてしまいました。

しかし、ある日街で偶然に昔の同級生なんかに会って、その子がいい女になっていたとしたら・・・
などと下らないことを考える私です。
posted by 中は切っても発出さん at 23:08| 岐阜 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | 歌謡曲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月16日

絶対、最強の恋のうた・中村航

数少ない、我が母校の有名人、中村航の新作です。
相変わらず、普通の若い人の普通のお話なのですが、なんとなく引き込まれていきます。
どこにもいそうな学生が、大学生の時にこんな感じで恋愛をしていきます、という感じのお話。
でも、これって今の大学生はこんな故意はしないのではないのかな。
私らの世代の学生の感覚でしょう。

ところで、主人公の高校時代の英語の先生が登場します。
Z子(ズィーコ)こと大橋随子先生ですが、この先生は実在の人物です。
かなり、教え方にくせのある先生として登場しています。
実物もかなりインパクトのある先生です。
本作では書かれていませんでしたが、私が忘れられないこの先生の口癖は、
>イーザー若しくはアイザー、間違ってもエイザーと発音しないように
でした。
中村さん、次回はこの先生をメインに取り上げてください。

posted by 中は切っても発出さん at 23:48| 岐阜 ☀| Comment(2) | TrackBack(1) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月03日

時代おくれ・河島英五

私は二人の娘の父親です。
息子はいません。
ですから、今までキャッチボールを子供とやったことはありません。
また、今後息子と酒を飲んで語り明かすこともありません。
父親ならば、大人になった息子と酒を飲む、という願望があるのではないでしょうか。
そんな時、この歌を子供に聴かせてやりたいと思っていました。

学生時代に何度かこの歌を歌いました。
いつかは子供に聞かせるために。
今では殆ど歌うことはありません。
でも、歌詞を見ずに今でも歌えてしまいます。
不器用だけれども、一途に生きる男・父親になりたいものだと思っています。

息子と酒を飲むことが出来ないのならば、父親と飲めばよかったのではないかとの意見もあるでしょう。
私の父親は酒は飲めません。
それ以前に、自分の父親と酒を飲もうと思ったこともありません。
私にとって、そんな存在ではありませんでした。
この曲の父親とは正反対の父親でした。
しっかりとした芯のある男ではなかったと思っています。
はっきりいって、父親が嫌いでした。
どうしてこの人が自分の父親かと思っていた位でした。

昨年末、その父親が亡くなりました。
亡くなったときも、葬式のときも、悲しいという感情は湧きませんでした。
やっと、父親がいなくなった、という思いさえありました。

私は、母親も八年前になくしています。
今日、父親の遺影を見ていたら、涙が出てきました。
父親を亡くして悲しいというのではなく、これで自分には親がいなくなったのだという思いからです。
そして、なぜ亡くなる時に涙が出るような父親でなかったかと思うと、また涙が出てきました。

そんな父親でも、父親です。
生前、死ぬことを極端に恐れていた父親。
もう、恐れることはないですよ。
安らかに眠ってください。
私は、時代遅れの男で生きていきますよ。
posted by 中は切っても発出さん at 02:45| 岐阜 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | 歌謡曲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月10日

福岡に来ています・ビリージョエル

今、福岡の中洲にいます。
岐阜から遠路はるばる、ビリージョエルのコンサートを見に来ています。
頭は淋しくなっているは、太っちゃっているは、昔の面影はありませんでした。
しか〜し、歌声は全く変わることなく、存分に楽しめた2時間でした。

これからラーメンでも食べに行きます。
posted by 中は切っても発出さん at 00:37| 岐阜 ☔| Comment(2) | TrackBack(1) | 芸能人・著名人 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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