2006年08月01日

国家の品格・藤原 正彦  大丈夫な日本・福田 和也

バブル経済が崩壊し、少しずつ上向きではあるというものの、まだまだ完全に経済は復活していません。
毎日、子供殺しや、少年犯罪の報道があり、殺伐とした社会です。
また、中国や韓国は政治的見地で日本にいちゃもんをつけるは、北朝鮮はミサイルを発射するは、近隣国家との関係もギクシャクしています。

「国家の品格」「大丈夫な日本」はそんな日本が、日本国民が今後どのように振舞えばいいのかを書いています。
「国家の品格」は、「情緒」と「形」を重じることが必要だと書いています。
論理的・効率的に行動するのではなく、情緒というものを忘れずに、そして形を大事にしなさいと著者は書いています。
「大丈夫な日本」では、近代からの脱却を勧めています。
近代は現在においての最大幸福を求める、刹那的なものであり、未来のことを考えない水平論理の思考です。
それを、持続可能な垂直論理で考えれば、将来はあるよ、と書いています。

「国家の品格」では武士道を、「大丈夫な日本」では江戸時代をその例としてあげています。
両書とも、これまで日本という国は、外国にはない独自のやり方で、安定した国家を作った実績があるので、それをもう一度見直しましょうと書いているのだと私は感じました。
アメリカ・西洋信仰、つまり近代文明を捨て、日本人の力で安定社会を築くことが必要なのです。
その為に、今一度歴史を学ぶことが大切であると痛感しました。

posted by 中は切っても発出さん at 23:38| 岐阜 ☁| Comment(0) | TrackBack(1) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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経済成長は必要。移民も必要。
Excerpt: 福田和也氏の「大丈夫な日本」では経済成長は諦めて、江戸時代のような社会に戻るべきだと説いているが全く誤った考えである。他の国々は経済成長を続けるのだから将来より他国に遅れをとってしまう。今の社会が居心..
Weblog: 日本はもっと移民を受け入れるべきか?
Tracked: 2006-10-23 20:14
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