2006年08月06日

ラジオ欽ドン・萩本欽一

今回の極楽の山本の事件に対する、欽ちゃんの球団への対応を見ていると、ある種の苦笑を禁じえません。
私は多少(大層)ひねくれ者であるので、どうしても欽ちゃんのパフォーマンスにしか見えません。
球団解散発言の時点で、山本以外の選手の関与を知っていて、もう解散しかないと思ったのかもしれませんがね・・・。

昔から素人いじり&安易な感動は、欽ちゃんの得意技でした。
「スター誕生」「24時間テレビ」「仮装大賞」などまさに欽ちゃんワールドです。
私も中学生の頃から、この欽ちゃんの笑いに辟易していたのですが、世間も同じでして、笑いは欽ちゃんからタモリ・たけし・さんまの時代へ移っていきました。
その後は、「仮装大賞」やNHKの素人いじり番組で頑張っていたようですが、笑いのメインからは大きく外れていました。
これで欽ちゃんも終わりかと思っていたのですが、野球チームを作り一躍話題の中心へとなりました。
この時も私は、欽ちゃんのやり方に嫌悪感を覚えていました。
そして、今回の事件でも、素人(世間)を巻き込んだ感動の押売という欽ちゃん流のパフォーマンスに、私は嫌気を覚えていました。

さて、そんな欽ちゃんの著書のカスタマーレビューに、成る程と思うことが書いてありました。
以下、そのレビューより抜粋しました。

僕にとっての欽ちゃんは「ラジオ欽ドン」オンリーである。
ノンノ賞、プレイボーイ賞、ロード賞、レコード大作戦、ああカン違い...まぁ、あの番組で素人パワーに目を付けちゃったってのはあるが。
(中略)
その端境期の「ラジオ欽ドン」は面白かったんだよ。


そうそう、私も「ラジオ欽ドン」はよく聴いていました。
未だに、ノンノ賞、プレイボーイ賞等の賞の違いはわかりません。
でも、そのいい加減さが好きでした。
ラジオって、素人いじり&内輪ネタが結構受けますね。
かつてオールナイトニッポンなんて、パーソナリティのよこで、内輪スタッフ(構成作家等)の笑い声や合いの手がよく聴かれました。
「ラジオ欽ドン」もこの類だったんですよ。
この頃の欽ちゃんは若かったこともあるので、こういう番組の作り方が上手かったんですね。

あれから月日は流れ、当然ながら欽ちゃんの笑いや感動押売は主流ではありません。
でも、いまだにそのスタイルを貫く欽ちゃんに一言。
ああカン違い
posted by 中は切っても発出さん at 22:18| 岐阜 ☁| Comment(3) | TrackBack(0) | テレビ・ラジオ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
萩本欽一論は相当難しいですよ。
私もかなり彼について研究しましたが
「ああカン違い」の一言で片付けられる手合いのもんじゃないです。

彼は野球拳をやってたんですよ。
今の若手芸人と比較してもその追随を許さない
「なんでそうなるの?」などの昭和40年代前半のコントは迫力満点です。
それがなぜ下ネタ厳禁のお茶の間演芸に路線変更したか。
そして現在活躍中の芸人(関根、小堺等)や構成作家の多数が
萩本欽一に師事していたことの理由は。
たけし・タモリ・さんまが多用する
「ツッコミ演芸」もその基本は欽ちゃんにあります。

ただ私も思うのは
片岡鶴太郎がお笑いから「画伯」になって我々の嫉妬を買ったように、
欽ちゃんがお笑いから「善人」化したことに
妙なジェラシーを世間が感じている点です。
Posted by 39bon at 2006年08月07日 21:41
こんにちは☆
この事件、結構ドロドロしてたんですね。
野球チーム、解散しちゃった方がよかったのかも。。。

欽ちゃんといえば、
「バカウケ、ヤヤウケ、ドッチラケ」
「バンザーイ…なしよ」
っていうのを覚えています。
今回の事件は「ドッチラケ」ってところでしょうか。

それから、
以前作ったシーサーブログを、
映画・音楽ブログとして復活させました。
引き続きよろしくです☆
Posted by ひなこ at 2006年08月08日 16:04
39bonさん
>欽ちゃんがお笑いから「善人」化したことに
 妙なジェラシーを世間が感じている点です。

たけし、タモリ、さんまとの違いは、彼らはとりあえず昔の名残を残しているところです。
「善人」「芸術家」「政治家」になった時点で、芸人ではなくなってしまいます。
確か、イギリスでは下ネタ・差別ネタがジョークの根底にある、て話を聞いたことがあります。
芸人である限り、この二つのエッセンスを持たなければいけないのでは、と私は思います。

ひなこさん
そもそも、欽ちゃんが球団を持った段階で、「ドッチラケ」なんですがね。
まあ、私が過剰に欽ちゃんを嫌いなだけかもしれませんが・・・。
Posted by 中は切っても発出さん at 2006年08月21日 13:50
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